2012-02-26

一眼レフは小型化がカギ

ミラーレス一眼の台頭!


  今まで、デジタル一眼レフというと、APS-Cサイズであっても、女性などからは敬遠されていました。その原因が、やはり大きくて重い、高価で可愛くないというものだった訳です。
そこへ、ミラーレスというデジタル一眼カメラを市場に投入して、コンパクトデジカメよりは、やや大きいのですが、おしゃれで軽量、リーズナブルでいて、デジタル一眼レフの良さでもある”レンズ交換ができる”と好評を得たのです。

  では、一眼レフとこの ミラーレス一眼 の違いは何かというと、 一眼レフカメラ では、ミラーとプリズムによって作られる光学式ファインダーで被写体を見る方式(レフレックス方式)です。

  一眼レフでは、シャッターを切るときに、このミラーをしまって、直接、イメージセンサへ撮像を結んで撮影できるんですね。 ミラーレス一眼 では、このミラーを省略することによって、背面の液晶モニターあるいは 電子ビューファインダー によって、被写体を確認する方式のことをいいます。
明るい戸外では、太陽光などで見づらい場合が多いんですよ。

  だらか、今もファインダーが必要とするユーザーが多いんですね。
「じゃぁ、もうすべて ミラーレス一眼 で良いのでは?」と思うところですが、まだ光学ファインダーの方が、断然、優れて視認性が良いといわれています。

  ミラーレス一眼 ブームの代表格が オリンパスPEN E-PL2 をはじめ、パナソニック GF1 ソニーのα NEX-5NEX-3 などの製品ですが、2012年CP+2012 in Japna の前後を機に、他メーカーから続々と新型ミラーレスが発売されてきています。富士フィルムも2012年2月8日 FUJIFILM X-Pro1 で参入を果たしました。

  今は、HD動画もビデオ専用機よりはお手軽に撮影でき、しかもAPS-Cやフォーサーズ、マイクロフォーサーズ機などイメージセンサーが大型で高画質であると、この ミラーレス一眼 ブームが2011年9月以降から、非常に激しくなって来ていると言えます。

  この傾向は、しばらく続くものと思われ、2大カメラメーカーのうち、ニコンは、2011年9月21日(水)にNikon 1 V1J1 という、1インチのイメージセンサー機で、参入を果たし、あとはキヤノンのみとなっています。そのほか、ミラーレスを発表していないカメラメーカーとしては、SIGMAとCASIOくらいとなっています。